03年11月5日に卒業生5名が本荘高校に集まっていただき、在学中の様子についての座談会が行われました。

                  2期生:小杉一さん         21期生:真坂徳明さん
                 31期生:武内隆之さん        38期生:渡辺淳さん
                 46期生:菅原あゆみさん



・クラスの名称・様子、進学状況などを教えて下さい。

小杉さんクラスの名称はH組でした。商業科の先生は2〜3人でした。全科目の3分の1は普通科目で、残りは商業科目でした。しかし、普通科目は自習が多く、皆商業科目の宿題などをやることが多くありました。校舎は板張りでした。卒業後はほぼ就職でしたね。

真坂さん:私の時はS組の1クラスでしたね。A〜S組まであったのではなく、Sは商業のSです。普通科はA〜H組まででした。科目はそろばん・簿記・経済などだった気がします。クラスの3分の1が進学、3分の2が就職でした。校舎は現在の尾崎小学校のところにありました。

武内さん:真坂さんと同じ校舎の最後の卒業生でした。商業科がなくなるということは、卒業した校舎も学科もなくなることになるので大変淋しいですねぇ。私の時も就職が多く、クラスの4分の1くらいは進学でした。商業科の先生方は卒業時2人でした。

渡辺さん:私の時はH組とI組の2クラスありました。私の3コ下まで2クラスだった気がします。進学者は全体で12〜13人くらいで、進路が3月まで決まらない人はほとんどいなかったっすね。

菅原さん:私の時はH組の1クラスでした。最初の頃は就職希望者が多くいましたが、求人が始まると就職先が見つからない人が出てきて、卒業間近になると進学する生徒が多く出てきました。


・商業科で学んだものはどの様な形で役立っていますか?

小杉さん:全体に商業科で良かったと思います。入社当初は出納帳や転記などをすべて手書きで毎日処理していました。簿記などを勉強していたため、他の人よりも早く覚えることができました。授業の延長で仕事が出来たと思い、とても役立ちました。

真坂さん:小林さんと同じで、授業とを少し異なった形ですが手書きで処理をしていたので、勘定科目の一つでも聞いたことがあれば、すんなりと覚えることが出来ました。

渡辺さん:パソコンの授業は助かりました。情報処理やプログラミングの授業は現在も役立っています。

菅原さん:入社後は全員簿記検定を取得しなければならないので、簿記の授業はやっててよかったと感じています。


このほかに、VICTORYバッジの話題になりました。デザインは少々変わったようですが商業科創設時からあったようです。



・閉科に伴い、このホームページと同じタイトルの「士魂商才」という記念文集に詳しく座談会の様子を掲載しています。
 座談会に参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
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